犬との生活

『いくえみさんちの白い犬』いくえみ綾を読んで

ラブラドールのはなことあんこ

犬好き、ラブラドール好きなら「わかる~~!!」って何回言うのかわからないくらいラブ好き犬好きさんにオススメの漫画です。

たまに本棚から取り出しては読み返し「むふふっ♡」ってなったり、涙したりする本

この本は漫画家のいくえみ綾さんがお向かいの家で無造作に飼われていた犬のシロ(もと繁殖犬)ラブラドールを更に譲り受けて一緒に暮らすお話しです。

さすが漫画家さんだけあってシロの表情がとても豊かにやさしくコミカルに描かれていています。

(いくえみ綾といえば恋愛マンガの大家、私も若い頃は別冊マーガレットを読みふけったものでした。)

病気のことや老化などにも明るく前向きに触れていてシロがちょっとした段差につまずいたりする様子も今のはなちゃんとかぶって「わかる、わかる」ってなる。

シロは外飼いの犬だった

はなことあんこお向かいの家に繋がれていたシロ

シロはいつもいくえみさんの家をじーっと見つめています、寒い雪の日も(北海道です)全身真っ白になって。

繁殖犬をリタイアしてお向かいのうちで飼われていたシロは別に虐待されていたわけではないんです、お散歩にも連れてってもらえて、ご飯もちゃんともらってた。

でもお散歩以外はずーっと繋がれてるの。

昔は犬を外で飼うのが当たり前だったわけだし、年配の人は今でもそう、私が住む田舎もまだまだ外飼いの犬は多い、それぞれの家の事情や考え方もあるからやむを得ず外飼いをすることもあるのはわかるのだけど・・

でも犬と一緒に暮らしてみるとびっくりするほど意思疎通ができるし、感情豊かで寂しがったり、甘えたり、ヤキモチ焼いたり人間っぽさが強くて外で飼うことが今となっては考えられない。

自分の娘を外に繋いでおけないのと同じなんだよね・・・。

この本でもそこらへんのことを犬(シロ)の気持ちとして書かれていて泣ける(TT)

シロをください!

来る日も来る日もいくえみさんちを見つめるシロ。いくえみさんが散歩に連れ出したり、遊んであげるうちにシロを愛するようになって譲り受ける。

作戦成功させるシロ

はなことあんこまんまと作戦成功させるシロ

いくえみ綾さんのお宅には猫が4匹いるのでシロは庭に立派な犬小屋を作ってもらいます。

だけど頭のいいシロが少しづつ家に入り込んで、遂に室内犬になる描写がたまらなく賢くてかわいい。ホントに犬って頭いいんだから!すぐ学習しちゃうよね。

シロの病気のこと

シロはいくえみさん宅に引き取られた段階で8歳くらい?ということにしています。実際の年齢は誰もわからないので。

それから少しづつ老化が進んで足を痛がるようになって、マッサージをしたり鍼治療をしたり、ダイエットしたり。

子宮蓄膿症になって緊急手術をしたり。

足元がおぼつかなくて顔からコケるとこなんかは今のはなちゃんと同じで老犬あるあるが満載でいちいちうなずいて笑える。

犬を飼うっていいことばかりじゃない病気になって心底心配させられたり、病院にかかって大枚が飛んでいったり^^;

ワンコとの暮らしはほのぼのとした幸せな日々

はなことあんこほのぼの幸せな気持ちになれる

この本ではシロとの幸せな日々、何でもない日常の幸せが描かれていて、犬を飼ったことがある人ならたくさんのあるあるが見つかるはず。

犬に赤ちゃん言葉使う親バカは私だけじゃない甘やかしすぎは私だけじゃないってなんか安心したりして。

犬を飼ったことがない人も犬を飼うってこんなに幸せなことなんだってわかるし、それだけじゃなく大変な面も知ることができる、漫画だからよりわかりやすいしね。

大型犬を飼っている方はもちろん、犬好きの方も、犬を飼うってどんなかな?って思っている方、機会があれば手にとってほしい一冊です。

残念ながら2012年に発行されたもので現在は中古本だけの扱いみたい。

【中古】 いくえみさんちの白い犬 愛蔵版/いくえみ綾(著者) 【中古】afb